和食を専門に行える旅館の仕事を知る

元々旅館は、観光名所などの旅籠や温泉施設などの湯治の場が、発展して和食が供されるようになって来たものです。また時代の変化などと相まって、外国料理を出すホテルもこうした旅館の業務形態、とほとんど同じものなのです。日本の旅館業法では、旅館業と旅館営業の2つがあり、双方の形態は似ていて非なるものでもあります。旅館業とはホテルを含む宿泊施設の事で旅館営業、簡易宿所営業や下宿営業の4つある営業体系の総称でもあるのです。一方で旅館営業とは、和式の構造及び設備を主とする施設を設けている事が条件で、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業の事を指しており、日本人がイメージする旅館は、この旅館営業の許可を得た施設という事になります。その昔はホテルなどはほとんど見られなかったもので、観光地では多くの和食旅館が軒を連ねていましたが、丈夫な鉄筋建築のホテルが増え、日本家屋特有の情緒が無くなった事で、観光地の魅力が失われる原因の一つになったのです。